今日は、自分がビジネスを始める際に、もしリストも何も販売する相手がいないという場合でも、売上を上げることのできる方法を話していきたいと思います。
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全く0の段階から、売上を上げていく方法とは
多くの方、特にセールスコピーライターを初めて間もない人など、現状で自分のリストというものを持っていない、見込客の情報も少ないという方は多くいらっしゃると思います。
そのような状況の方々でも、売上を上げていく一番の方法はあります。それは、JV(ジョイントベンチャー)というものです。
JV(ジョイントベンチャー)とは
JVとは、複数の企業が一緒になって、売上を上げていく方法です。
それぞれの足りない部分を補いながら、一緒に事業などをおこなうやり方です。
セールスコピーライターとして、不足している部分がリストであれば、リストを持っている企業さんに、自分が書いたセールスコピーやセールスレターを出してもらえませんかとお願いしていくのです。
自分はリストを持っていないので、またはリストの数が足りないので、リストを持っている企業さんに自分の書いたセールスレターを出していき、リストの方に見せてくれませんか、読んでもらえませんかと、お願いをする。
そこから発生した売上の何%は、お支払いをするということになります。
JVのメリットとは
JVのメリットは、最短で実績が作れるのが大きいところでしょう。
リストはないけど、リストを持ってる方の力を借りることができれば、最初からリストを作る作業がなくなるわけなので、そのリストをお借りできることは、相当のメリットになります。
また、成果報酬型でリスクも小さくて済みます。
リストを保有している側も、そのリストをうまく活用できていない、使えていないということもあります。
リストがあって、売る商品、サービスがある。お互いに不足をしている部分を補って、それをどうセールスするかで、売上が上がるわけですね。
たとえば、商品を持っているが売上が上がらない会社があって、そこのセールスレターを書いてあげます。そこにリストを持っているJVをする企業のリストにそのレターを出せてもらうということができます。
即効性があること以外にも、自分の持っていないリストを使うことで新たな顧客層をつかむことも可能になります。お互いに弱い部分を補うメリットがあって、完全にWIN-WINの関係でもあります。
クレジットカード会社の例
たとえば、クレジットカードを保有していると、カード会社からのDMが、よく届きますね。
その中には、クレジットカードの案内とともに、旅行関係の案内やファッションや時計、小物なんかの案内も入ってきます。
そのある商品というものが、時計という商品であれば、その時計のメーカーがクレジット会社と契約をして、そのカード会社のリストを借りて、時計を販売して、そこで売り上げが上がれば、その売上の何%かをカード会社に払い、メーカーもそこで売り上げが上がります。
これも、JVによる購買効果ですね。
アフィリエイトの例
ネットビジネスでは、アフィリエイトという自分の商品を紹介してくれて、代わりに販売を手伝ってくれる、アフィリエイターさんを使ったパターンもあります。
たとえば、1000円の商品やサービスを、自分がリストを持っていないので、リストを持っている人が売りました。
その人には、300円の報酬を渡してあげて、販売元には700円の売り上げが入ってくる。というやり方もあります。その逆のパターンも考えられます。
こういう方法で、1メールリストあたり、500円だったり、1000円であったり、2000円なんて契約でやれば、数十万〜数百万の報酬なんてことはよくあります。
JVで注意しないといけないこと
こちらが商品、サービスを紹介してもらうリストを提供してくれる相手に対して、いくつか注意しないといけないことがあります。
それは、相手のリスクを取り除いてあげることです。リスクリバーサルの話を以前しましたが、相手が感じるであろうリスクは全て書き出しておく必要があります。
たとえば、自分の取り扱ってる商品、サービスと同じような商品、サービスを行ってる相手に対して、リストを使わせてもらう場合は、相手は自分のお客さんが取られてしまうと考えます。そういう相手には紹介したくないと思います。
ですから、そういう相手に対しては、競合はしないということを説明してあげないとなりません。
また、紹介してくれた場合についても、その商品、サービスがどういったものか、キャンペーンで行いたいと言われて、その内容がはっきりわからなかったり、自分のよくわからないものを売られたりすると、自分の大事にしてるメーリングリストに、怪しいものを売られてしまうのは、紹介できないですね。
だから、必ず、そのキャンペーンの内容や商品、サービスの概要や詳細は伝えないといけません。
もう一つ、リストを提供してくれる方が、そのことについて自分が何かやらないといけないのではないか、お金ももしかしたら、出費しないといけないのではなかと思わせてはいけないです。
全ての負担は、こちらが全て請け負いますとということも伝えてあげないといけません。
できれば、使わせてもらうリストに対しての紹介文であったり、それに合わせて必要なURLも合わせて、メールに貼り付けて、送ってあげるなど、その方には、面倒をかけないようにしてあげることも大事なことです。
売上の確認も何%を報酬にするのか、どれだけ販売されてその人数がどれだけあったのかも、自動で配信されるようなシステムを使って確認できるように、相手にちゃんとわかるように、不安になるようなことは避けないといけません。
紹介してもらうポイント
リストを紹介してもらう上で、この人に紹介してほしい、この方とJVしたいという時には、返報性の法則を使うといいと思います。
返報性の法則とは
・「影響力の武器」という書籍に出てくる心理学的な法則。
・「他人がこちらに何らかの恩恵を施したら、自分は似たような形でそのお返しをしなくてはならない」というルールによる
こういう仕事をしていたら、いつこのようなJVをお願いすることがあり得るかもしれないので、できれば、そのような相手がいる場合には、先に無条件で、相手の商品を自分のリストや媒体で紹介しておいてあげるのもいいと思います。
素晴らしい商品なので、勝手に紹介してしまいました。と先に伝えておくと、相手も何も言わなかったのに、紹介してくれて嬉しくなると思いますし、お返しに紹介をしたくなったりするということが起こり得るので、常に、そういうことも意識しておくといいと思います。
まとめ
自分に商品を販売するためのリストがないなど、JVができる相手がいれば、最短で、爆発的に売上をあげられて、リスクが最小限に抑えられるメリットの高い方法です。
・JVをすることでお互いにリスクが伴わない相手を見つける
・こちらからJVできる相手には負担をかけさせない施策を考えておく
・先々から、紹介しやすくできる相手への関係性作りもしておく
以上、今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
興味がありましたら、また読んでくださいね。
それでは、今日はこの辺で。
魂のセールスコピーライター
吉尾正人