今回は、「ブレット(ボレット)」についてお話ししていきたいと思います。
とても重要で、このブレットをコピーライティングの中に使うことで、読み手の心に突き刺さる文章になることは間違いありません。
このブレットを使うことで、売上が2倍になることもあります。
良いブレットを書くにはどうしたらいいのか、解説していきましょう。
ブレットとは?
すでにコピーライターを目指して勉強している方は、このブレットについてはご存知の方もいるかもしれませんね。
でも、知らない方も多くいらっしゃると思いますので、まずこの言葉の意味からお話ししていきます。
「ブレット(ボレット)」とは、直訳すると「弾丸」という意味になります。
ここでブレットとボレットの違いについて、お話しすると、ブレットもボレットも同じ意味になります。英語で書くと「Bullet」となりますので発音的にはブレットが正しいのかもしれませんが、それをボレットと言う人も多くいらっしゃいます。
特に、どちらが正しいとか間違った表現ということではないのですが、ここではブレットと呼ばさせていただきます。
このブレットは、セールスレターにおいて「ベネフィット」を箇条書きにした文章のことです。
よくランディングページやセールスコピーなどをみていると、箇条書きの文章の前に、
☑️、✅、「・」などの記号がついていると思います。
これが文章の頭についていることで、弾丸に見えることからブレットという名前がついているということと、その文章を何行かに渡って相手の心に弾丸のように突き刺さるという意味で、ブレットと表現されているのです。
ブレットを使う理由
先ほども言いましたが、ブレットとは「ベネフィットを箇条書きにしたもの」ですから、多くのブレットは短く、簡潔に表現されています。
ゆえに、その一文に思いを込めなければならないと言えるでしょう。
ベネフィットとは、読み手がその商品・サービスを使った場合にどんな未来が得られるのかということが大事です。
その重要な部分が、長い文章の中に入り込んでしまっていては、わかりずらいということになりかねません。
このベネフィットはスパッと読み手に伝わらなければ意味がないのです。
それは単純に商品・サービスの特徴や機能が知りたいわけではなく、それを使うことで得られる日常に起こる出来事なのです。
それをブレットを使うことで、読み手が瞬間的に感じ取れるかで、購入に繋がるという大事なポイントになるところです。
一言のブレットで人生が変わる
私もある方から聞いた話なのですが、あるブレットの天才と言われるセールスコピーライターがいるそうです。
その知り合いが、そのセールスライターの販売する商品の購入を決めたのが、ある1文で表現されたブレットだったそうです。
思わずそこを読んだ瞬間に、購入ボタンをクリックしていたそうです。これはご本人から聞いたので、本当のことです。
そのブレットを読まなければ、またそのブレットに感情が動かさなければ、その人はその商品を購入しなかったでしょう。
大袈裟かもしれませんが、このたったの1文が購入に結びつき、その人の人生を変えるということがあるのです。
ブレットの効果的な方法
ここでは、いくつかのブレットの効果的な型というものをお教えしたいと思います。
1、ブレットはなくなるべく多く出していく
どのブレットが読み手に響くかはわかりません。それゆえに、多くのブレットを出していってください。
一般的に、7つぐらいまでがベストな数字と言われています。それより少ないと物足りないですし、また7つより多いと、くどくなってしまうという印象を受けます。
実際に、セールスコピーを書く際には20個、30個と出しておいてそこから最も良いと思うブレットを選ぶと良いです。
2、ブレットには2つ、3つベネフィットを入れる
ベネフィットは、1つに限らず2つ、3つとブレットの中に入れた方が、強く感情に響きます。
「体重を減らす方法」というのと、「男性にモテるために2週間続けるだけで、簡単に無理なく痩せれる魅力的なストレッチ法」とどうでしょうか?
後者の方が読み手には響くのではないでしょうか。
3、ブレットのパターンやテーマを入れる
ブレットを書く際には、その文章を引き立たせるためにある言葉を入れたり、質問形式で書いたり、数字や具体的に書くことで、読み手もわかりやすく、理解しやすくなります。
たとえば、以下のような感じで言葉などを入れていくということです。
・方法、ノウハウ
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・秘密
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・簡単
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・質問形式にする
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・数字を入れる
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ブレットの順番
ベネフィットの一番強いものは、ヘッドラインに持っていきます。
そ例外のものは、ブレットに持っていきます。その中で一番強いものを最初のブレットとして使います。また、二番目に強いものを、最後に持ってくると良いでしょう。
そうすることで、最初で引き付けておき、最後にもう一度強いベネフィットでピクンとさせます。
3、語尾に引きつける単語を使う
上記の例文でも説明している言葉もありますが、ある言葉を使うことでよりブレットのが書きやすくなります。
たとえばこのような言葉を使ってみましょう。
方法、秘密、秘訣、とは?、ステップ、メソッド、条件、理由、仕組み、パターン、解説、盲点、全貌
などです。
まとめ
ブレットを使うことによって、読み手が心を動かしてくれて、商品・サービスを購入してくれる効果的な方法の1つです。
・ベネフィットを箇条書きで表現する
・ブレットは7つが理想的
・ブレットの中には2つ、3つとベネフィット入れるといい
・方法、ノウハウ、秘密、簡単、質問形式、数字を入れるなどを使う
・ブレットの順番
以上、今日はブレットについて解説してきました。これも何かコピーを考えるときに1つでも多く出せるように、訓練しておいてください。別に他の方の、コピーを見て真似ることも良いでしょう。
1つコピーを書いたら何十個と出せるようにしておきましょう。
今日はとても寒くて、喉が痛いです。暖かくして寝たいと思います。
風邪には気をつけてくださいね。体が資本ですからね。
では、今日はこの辺で失礼します。
魂のセールスコピーライター
吉尾正人