メッセージを送るターゲットとは誰か
私たちがまたは、あなたがこれからセールスコピーを書く相手というのは、誰でしょうか?
動物ですか?植物ですか?何か得体の知れないものでしょうか?
そうではないですね、人ですよね。
人といっても、それぞれ人には、今まで生きてきた人生というか、経験というものがあって、みんな違う人生を歩んできています。
生まれてきた場所や、年、環境や住んでいるところも違いますね。
その人に与えられた影響も、家族であったり、友人であったり、先生、指導者と言われるメンターだったり、みんな違う人から影響を受けています。
何かセールスをしようと思っても、十人十色いろんな人々がいます。
その人物像というものが理解できていないと、そのターゲットとなる人物にイメージが描けていないと、文章もブレてしまいますね。
ペルソナを考える
この世界では ターゲットをある人物に想定して、まさにその人物が存在してるかのように設定した仮想の人物像を「ペルソナ」といいます。
そのペルソナを設定するのに、セールスコピーライターは、人について、よく研究し、多くの人がどのような先入観や価値観を持っているのかを考えなくてはなりません。
世界の人口は70億人を超えていますし、日本国内でも1億3千万にもいます。
そんな多くの人たち全てのことを、細かく知ることはできません。
ただ、それだけの数の人たちがいるのであれば、みんなそれぞれの考え方を持っているだということ理解しなくてはなりません。
そして、これからあなたが、セールスコピーライターとして、人に読んでもらい、信じてもらい、行動してもらうのに、それらのことを深く理解をしておくことができていないと、その人の心に突き刺さるメッセージというものが書けないのです。
いいセールスコピーがかけないということですね。
人はなにかをするときに情報はどこから得るのか
あるコピーを書くときに、ペルソナを決めようと思ったら、そのペルソナは、どんな考えを持ってる人でしょうか。
その人は、どういう人から影響を受けているでしょうか。どのような本を読んでいるでしょうか。
そういった、部分でも、ペルソナが影響を受けていることを、深く知ることも必要です。
何か、これから扱う商品をある人に届けたいと思ったときに、どんな人に伝えたいのかを考えないとなりません。
先ほども言いましたが、人それぞれ、全く違う環境で、全く違う人たちの間で生まれ育って、全く違う人たちとおつきあいしているのです。
何を人は考えているのか、どんな信念を持っているのか、知識や情報を持っているのか、こういったことを調べる必要があります。
また、興味もそれぞれ違いますね。
投資に興味がない人に、投資の話をしても意味がないですね。
ダイエットに興味がない人に、痩せるサプリの話をしても全く響かないですね。
簡単に言えば、情報がないとこんな単純な間違いを起こすかもしれません。
投資系の教材販売の例
たとえば、投資関係でいえば、最近は仮想通貨やFXなんかが流行っていて、投資スクールや通信教育や教材を売りたいと思ったときに、もし、その人がFXで全財産を失ってしまっていたら、どうでしょうか。単純に、FX儲かりますよと言っても、信じてもらえないですよね。
もう全財産を溶かしてしまった人にセールスしても心は動かないでしょう。仮想通貨の商材を販売するのは、難しいですね。
最近の流行りとか、10万円投資したら、何百万も儲かったという人の話を聞いてたり、そこそこ儲けてる経験があって、もっとやり方を考えれば、大成功するんじゃないかなど、書籍やネットで調べている人もいるでしょうし、最近ではYoutubeなんかでも多くのYoutuberが、1日でうん千万円儲かった、なんて成功体験を聞いてる人なら、こういう案件には大変興味がわくでしょうね。
そういう情報を、インターネットでリサーチすることは可能でしょう。
整骨院の集客の例
また、私でしたら、経験上、整骨院の集客をしようとしたときに、整骨院に行ったことがあるのか、行ったことがないのか、そもそも整骨院とはどんなところか知らないということもあります。怪我をしたら整形外科で必ずレントゲンを撮ってもらったり、痛み止めの薬をもらうことで満足している人もいます。
中には、どの整骨院に行っても良くならないので、色々な整骨院に行っては、次はあそこの整骨院、新しくできたら、今度はこっちの整骨院と渡り歩く人もいる。
あそこは、あんまり評判が良くないわよ、あそこがいいわよ。なんて言われると、行ってもいないのに、人の意見で行ってしまって、合わなかったなんてこともよくあります。
逆に、一度決めたら、そこの整骨院以外は行かないなんて人もいますね。
こういう情報は、直接人に聞いたり、または他院のホームページやポータルサイトの口コミなどを調べてみるがいいでしょう。
そう考えると、ターゲットというのは、どんな先入観を持っていて、どのような経験があるのかということを考えていないと、セールスコピーを書くのに、失敗してしまうことは多いにあります。
ターゲットを良く知り、情報をしっかり得る
間違えてはいけないのは、その商品やサービスのセールスコピーを書くときに、情報の取り方にも注意が必要だということですね。
仮想通貨にしても、ネットで何千万も儲かった、だから、すぐ始めましょうと言っても、そう簡単には始めないと思います。
人はやっぱり最初は、疑ってもの事を見ますし、なんで儲かったのか、これは誇大広告ではないのか、騙そうとしてるのではないか。と常に思っています。そこを解きほぐして、そのような問題を払拭するような情報も付け加えてあげないと、いいことばかり書いても逆に信用はされないと思います。
まとめ
ここで、最後にまとめていきますと、
・ターゲットの先入観、価値観を知る
・ターゲットの情報を知ったら、ペルソナとして設定する
・ターゲットはどこから、どのような情報を得ているか
・ターゲットのことを知って、最適な情報を提供する
ということで、今回の話で言いたかったのは、ターゲットとなる見込客やお客さんの考えは、それぞれ生まれた環境で違うし、今まで、生きてきた人生が違うので、考え方が違うということです。
そのような人たちの、先入観や価値観を良く知ることが、これからセールスコピーを書く際に、いいものが作れるセールスコピーライターとして活躍できるのではないかと思います。
恋人を作るときと同じように、相手のことを良く知ることが大事ですね。
今日もブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
今日も頑張って、いいコピーをかいていきましょう!
魂のセールスコピーライター
吉尾正人